良い塾とは?

世間には、さまざまな塾があふれています。受験向けと、そうでない塾、大手進学塾と、個人経営の中小塾、また、地域によってもその特質は異なってきます。 塾によって、さまざまな指導法や考え方があり、そのなかでどれがベスト、ということはありません。人間関係や求職など、ほかのすべての事柄にいえることかもしれませんが、塾も同じ、もっとも重要なのは、子どもと塾との相性です。 置かれた環境によって、子どもが劇的に伸びたり、またその逆になることは、よく起こりがちなことです。ある大手進学塾ではぱっとしなかった子が、人数のすくない小さな個人塾に入ったとたん、とびぬけた優等生として扱われ、その環境に鼓舞されたことで、全国模試でもトップクラスの成績になった、という例もあります。それはレアケースとしても、子どもが通っていて楽しいと思えたり、無理なく自然と成績の向上につながるような塾があれば、それは子どもと相性がいい塾といえるでしょう。 また、とくに講師との相性は重要です。良い講師とめぐり合えることは、ほとんど運命的といってもいいかもしれません。良い講師がいるかどうかは、実際に入塾してみなければわからない部分もあるかと思いますが、事前にできる限りのリサーチをして、この先生は、と思えるような講師がいる塾を選びたいものです。