個人経営の中規模塾
個人経営だった塾が規模を広めたと思われる、ある一定の地域に展開して教室を開いている塾があります。このような規模の塾は個性的なカラーのところが多いのですが、入塾の際はそれがプラスかマイナスになるかは、入塾の際はきちんと見極めたいところです。
例を挙げると、ある中規模塾の塾でワンマン経営には陥らず、独自の方針で目的を掲げて、無理なくゆっくりと営業を拡大しながら授業に取り組んでいるところがあります。
そこは講師の採用基準も厳しく、入社後もした研修が行なわれているようです。専任講師が中心でアルバイト講師はとても少なく、アルバイト講師採用の際は長期間の指導を望むため、ゆとりある勤務を考えられています。
アルバイト講師であっても専任講師と変わらない仕事を任され、実力が届けば正社員となり専任講師になれるところもあるようです。
塾の方も採用した講師を大切にするので、そうなると講師の離職率は低くなり、生徒からすれば同じ講師にずっと指導をしてもらえるということはお互いの信頼関係を築け、安心感を持って講師についていけることでしょう。
そこで他方の中規模塾はというと、経営者のワンマン経営で軍隊のような講師の教育がされ、講師たちの要求は通らずあくまでも経営者のやり方が全てであり講師には強制的にさせるので、思うような実績にはなかなか届かず生徒の入れ替わりも頻繁にあるようです。
安易な謳い文句の広告に誘われ応募してきた講師が思いもしない扱いを受けるのは珍しい話でもないようです。
独自の目的や方針をきちんと持っている塾は地道に合格実績を伸ばしています。
一方、儲け主義の塾では、受験に対する対策や情報も中途半端となり、実績も中堅校がやっとという塾も稀ではないようです。